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メイク
2018.11.09

意外と知らないお葬式のメイクマナー、チェックする3点を確認&試してみた

お葬式にふさわしい化粧と聞いてぱっと浮かぶのはどんなメイクでしょうか。

派手なメイクではないということは想像がつくと思います。
しかし具体的にどんなメイクを指しているのかはなかなかぴんときませんよね。

しかしお葬式メイクで注目するべきなのは実はたった3点だけです。
これだけ知っておけば急な不幸ごとの際に慌てることはありません。

気にするのはベースメイク・眉・口紅、この3点!

お葬式メイクをする時に手を加えるのはベースメイク・眉・口紅の3点のみです。
この3点だけでマナーに沿ったお葬式メイクは完成します。

つまり目指すのは最低限のシンプルメイクです。

シンプルすぎでは?!

この3点に絞ったシンプルメイクがいわゆる「薄化粧」です。
お葬式メイクにふさわしいものはこの薄化粧といわれています。

普段しっかりメイクをする人は、こんな地味なメイクで人に会うのは失礼ではないかと思う人もいると思います。
しかし、お葬式は亡くなった人との別れの場で、パーティーなどの華やかな場とは違った意味で「非日常」です。

華やかな場にふさわしいメイクがあるように、お葬式にもふさわしいメイクがあります。
ここはそういった場所だと割り切って薄化粧にチャレンジしてみましょう。

また、このマナーは喪主や遺族の場合も同じです。
弔問客をもてなすのだからしっかりメイクしなくては…という考え方はしなくても大丈夫です。

お葬式メイクを実践してみた

以上が「マナーに沿ったメイク」ですが実際にやってみたらどうなのだろう?と思い、ブラックフォーマルを用意してお葬式メイクを実践してみました。

薄化粧は…ブラックフォーマルに合う!

メイクする前は、私は顔が薄いのでのっぺりした印象になるんだろうな…と不安な気持ちが強かったです。

しかし髪をひとつにまとめブラックフォーマルを着ると、シンプルすぎる顔のはずなのに驚くほど違和感がありませんでした。

他人の意見が欲しかったので、友達に画像を送って「このメイクどう?」と聞いたら「普通だよ」と言われました。

確かに画像を確認すると、地味ではありますが「お葬式でよく見る人」の顔になっていました。
どうやら薄化粧でも違和感はないようです。

しっかりメイクは…シチュエーションが違う!

しっかりメイクした場合も試してみました。
結果、普段のメイクのはずがとても派手なメイクに見えてしまいました。

使用したアイテムは
クリームファンデーション
ダークブラウンのアイブロウ(ペンシルタイプ)
ブラウン系の軽いラメ入りアイシャドウ
ハイライト
赤みのあるベージュのチーク
ピンクベージュの口紅です。

どちらかというと無難なメイクのはずなのに、どうしてこんなに派手に見えるのかとても不思議でした。
画像を送ってみると、納得のいく意見が返ってきました。

「卒園式のお母さんみたい」

なるほど!と思い手持ちのコサージュを合わせてみたところ、鏡の前には卒園式に参加するお母さんが立っていました…。

ブラックフォーマルに通常のメイクを合わせると思った以上に濃く見えるだけではなく、服装とメイクから連想されるシチュエーションが違ってみえるようです。

これでお葬式に参列したらかなり浮くかも…と思いました。

ノーメイクは…ちぐはぐ?

「お葬式はノーメイクでも構わない」「遺族はノーメイクでもOK」
そう主張する人は年配の方に少なくありません。

しかし公の場にノーメイクはやはりマナー違反です。

試しにノーメイクで撮った画像を送信したところ、「顔を洗う時間もなかった人みたい」と言われました。

確かにかっちりとした服装をしているのに顔は全くのすっぴんなのは、かなりの違和感がありました。
眉だけ書くのも試してみましたが、やはり服装と顔がちぐはぐな印象が消えませんでした。

マナーの点だけではなく、ブラックフォーマル+お葬式というシチュエーションに合ったメイクが薄化粧なのだということを実感しました。

本当にアイメイクやチークはいらない?

これまでに書いたとおり、アイシャドウ・アイライン・まつ毛メイクといったアイメイクやチーク・ハイライト・シャドウなどはお葬式メイクには不必要です。
こんな薄いメイクだけで外出するなんて!?と不安に思う人も多いと思います。

しかし今まで書いたようにお葬式メイクに求められるのはシンプルさです。

それにブラックフォーマルとお葬式メイクの組み合わせは違和感を生まないものということが試した結果わかりました。
思い切ってメイクを引き算してみましょう。

顔を明るく華やかに見せるものや明るいカラーは必要ないと考えて構いません。
しかし元々血色の悪いほうで、ある程度のカラーコントロールをしないとやつれた顔になってしまう…という人のみ、ごくごく薄く色を乗せるようにしましょう。

特に気になる部分はアイメイクだと思います。
日常メイクでアイラインやマスカラをしっかり使っている人は特に気になるかと思います。

しかし目元の印象を強めるアイメイクはどうしても華やかに見えてしまいます。
華やかさは葬儀に必要ないと割り切りましょう。

具体的な「薄化粧」の方法は?

何度も繰り返しますが、薄化粧とは最低限のシンプルメイクです。

シンプルメイクと言われるとベースをしっかり作り込みたくなるかもしれませんが、葬儀の場合はしっかりしたベースメイクは不要です。
下地もファンデーションもなるべく薄く塗るのがベストです。

ここで注意したいのは化粧下地やファンデーションはツヤのないものを使うことです。
トレンドの濡れ感やツヤのあるメイクは華やかさが出てしまうので葬儀には不向きです。

ファンデーションもおすすめなのはマットな質感に仕上がりやすいパウダーファンデーションです。
しかし最近はクリームやリキッドでもマットに仕上がるファンデーションも増えています。
そういったファンデーションを使う場合はスポンジやパフを使ってごく薄くすることを意識しながら塗りましょう。

眉は書きこまず、元の眉を活かして自然に仕上げましょう。
顔の印象を強めるくっきりした眉メイクではなく、眉の隙間を足す程度で構いません。

リップメイクもベースメイクと同じように、濡れ感やツヤのあるものは避けましょう。
マットな質感のベージュ系がおすすめですが、急に手に入らない場合は薄く塗った後にティッシュで軽くオフすると良いでしょう。

これでお葬式向け薄化粧の完成です。

今回のまとめ

華やかなメイクはお葬式に不向きだと知っていても、これだけシンプルなことに驚いた人も多いかもしれません。
しかし薄化粧は昔からの伝統的なお葬式マナーに沿ったメイクということだけではなく、ブラックフォーマルとお葬式という組み合わせにも合っているメイクでした。
一度メイクしてどんな仕上がりになるか確認しておいて、いざという時に備えておくのも良いかもしれません。

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